EXCELの見た目改善作戦!

さて今回は、EXCELの見た目を変える方法です。

見た目を変えるという言い方だとざっくりすぎですが、見た目に関することは、「表示」タブに集まっていることが多いです。
今回はこの「表示」タブの項目をいくつか使っていきます。

 

■目盛り線の非表示

 まずは、目盛り線の非表示です。以前のバージョンですと枠線といっていましたが、いまは目盛り線と呼んでいるようです。
これは、表の罫線ではなく、EXCEL画面上に何も書かないうちから書かれている線が目盛り線です。

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通常はこのように目盛り線が表示されています

 

 EXCEL画面上の「表示」タブを選択し、「目盛り線」についているチェックを外すと、目盛り線が消えます。

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この「目盛り線」のチェックを外すと、目盛り線が消えます

 表の線と目盛り線がごっちゃになって見づらいということがあるので、私はよく目盛り線を消したりします。

 ただ、人によってはこの目盛り線を目安にして入力を進める人もいるので、ファイルを共有して使う場合には注意が必要です。

 

■見出しの非表示

次は、見出しです。グレーで横と縦に伸びている、A、B、C、とか1、2、3、とか延々と続いている、あれです。この見出しも非表示にできます。

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ここではまだ見出しが表示されていますが、

同じく「見出し」のチェックを外すと、見出しが消えます。

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これで見出しが消えました。スッキリ。

 こうしておくと、行と列の幅を簡単には変えられなくなります。また、見た目もスッキリします。
 ただ、行や列を丸ごと選択することがあり、見出しをクリックしたい人には不向きと言えるかもしれません(以前に挙げたショートカットキーを使えば、見出しをクリックする必要はありません)。

 

■数式バーの非表示

 最後に、数式バーの非表示です。数式バーとは、セルを選んだときにそのセルの内容が画面上部に表示される部分のことです。

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数式バーはまだ表示されています

これも、「数式バー」のチェックを外すと、数式バーが消えます。

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これで数式バーが消えました

 

 こうしておくと、だんだんと自分で簡単なツールを作ったような感覚になってきて、楽しいです。

 

 それぞれ、メリットとデメリットがあるので、ご注意くださいね。

英文を読む:オー・ヘンリー「賢者の贈り物」(3/21)

次は、本文 第3段落です。

■3■
The "Dillingham" had been flung to the breeze during a former period of prosperity when its possessor was being paid $30 per week. Now, when the income was shrunk to $20, though, they were thinking seriously of contracting to a modest and unassuming D. But whenever Mr. James Dillingham Young came home and reached his flat above he was called "Jim" and greatly hugged by Mrs. James Dillingham Young, already introduced to you as Della. Which is all very good.

1文ずつ訳します。

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1/
The "Dillingham" had been flung to the breeze during a former period of prosperity when its possessor was being paid $30 per week.

・fling - flung - flung:投げつける、放り投げる、浴びせる
・breeze:そよ風
・former:前の
・prosperity:成功
・possessor:所有者

「ディリンガム」の名札は、その所有者が週に30ドル稼いでいた過去の成功の時期には、そよ風を浴びていた。

2/
Now, when the income was shrunk to $20, though, they were thinking seriously of contracting to a modest and unassuming D.

・shrink - shrunk - shrunk:縮む、減る
・contract:契約する
・modest:謙虚な、控えめな
・unassuming:気取らない(assume:思い込む、当然思う)

けれども、20ドルに収入が減ったいま、彼らは控えめで気取らない「D」との契約を深刻に考えていた。

3/
But whenever Mr. James Dillingham Young came home and reached his flat above he was called "Jim" and greatly hugged by Mrs. James Dillingham Young, already introduced to you as Della.

・whenever:~のときはいつでも

ジェームス・ディリンガム・ヤング氏が家に帰り、彼の部屋にたどり着いたときはいつも、すでにデラとして紹介したジェームス・ディリンガム・ヤング夫人から彼は「ジム!」と声をかけられ、盛大に抱きしめられた。

4/
Which is all very good.

それはまったく素晴らしいことだ。

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これで、この段落はおしまいです。

それでは、もう一度本文と、訳を載せます。

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The "Dillingham" had been flung to the breeze during a former period of prosperity when its possessor was being paid $30 per week. Now, when the income was shrunk to $20, though, they were thinking seriously of contracting to a modest and unassuming D. But whenever Mr. James Dillingham Young came home and reached his flat above he was called "Jim" and greatly hugged by Mrs. James Dillingham Young, already introduced to you as Della. Which is all very good.

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「ディリンガム」の名札は、その所有者が週に30ドル稼いでいた過去の成功の時期には、そよ風を浴びていた。
けれども、20ドルに収入が減ったいま、彼らは控えめで気取らない「D」との契約を深刻に考えていた。
ジェームス・ディリンガム・ヤング氏が家に帰り、彼の部屋にたどり着いたときはいつも、すでにデラとして紹介したジェームス・ディリンガム・ヤング夫人から彼は「ジム!」と声をかけられ、盛大に抱きしめられた。
それはまったく素晴らしいことだ。

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次々と、初見の単語、言い回しなどが出てきます。
だんだんと英文を読む力が身についてきたらいいなと、切に思います。

英文を読む:オー・ヘンリー「賢者の贈り物」(2/21)

さて、、本文 第2段落に入ります。

■2■
While the mistress of the home is gradually subsiding from the first stage to the second, take a look at the home. A furnished flat at $8 per week. It did not exactly beggar description, but it certainly had that word on the lookout for the mendicancy squad.

In the vestibule below was a letter-box into which no letter would go, and an electric button from which no mortal finger could coax a ring. Also appertaining thereunto was a card bearing the name "Mr. James Dillingham Young."

これもまた、1文ずつ訳していきます。

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1/
While the mistress of the home is gradually subsiding from the first stage to the second, take a look at the home.
・mistress:女主人、主婦
・gradually:徐々に、次第に
・subside:低下する、静まる、やわらぐ、落ち込む
・take a look at:~を見る、一見する

その家の主婦が第一段階(泣きじゃくり)から第二段階(すすり泣き)へと次第に静まっていっている間に、その家を見てみよう。

2/
A furnished flat at $8 per week.
・furnished:家具付きの
・furnish:家具を備える
flat:ワンフロアの住居、フラット式住宅

1週間に8ドルの、家具付きのフラット式住宅。

3/
It did not exactly beggar description, but it certainly had that word on the lookout for the mendicancy squad.
・not exactly:正確には少し違う、必ずしも~ではなく
・beggar description:言語に絶する、筆舌に尽くしがたい
・beggar:こじき
・certainly:確かに、間違いなく
・lookout:見張り、警戒
・mendicancy:こじき
・squad:隊、チーム

正確には言葉を失うというほどではないが、こじき対策班への警戒のために、フラット式住宅はその言葉を持ったに違いない。

4/
In the vestibule below was a letter-box into which no letter would go, and an electric button from which no mortal finger could coax a ring.
・vestibule:玄関ホール
・mortal:人間の
・coax:うまく~させる
玄関の下には、今後手紙の入ることのないであろう郵便受けと、人の指がどうやっても呼ぶことのできない呼び鈴、

5/
Also appertaining thereunto was a card bearing the name "Mr. James Dillingham Young."
・appertain:属する
・thereunto:なおそのうえに
・bear:記載がある
またなおその上に、「ジェームス・ディリンガム・ヤング」と書かれたカードがあった。

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これで、この段落はおしまいです。

それでは、もう一度本文と、訳を載せます。

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While the mistress of the home is gradually subsiding from the first stage to the second, take a look at the home. A furnished flat at $8 per week. It did not exactly beggar description, but it certainly had that word on the lookout for the mendicancy squad.

In the vestibule below was a letter-box into which no letter would go, and an electric button from which no mortal finger could coax a ring. Also appertaining thereunto was a card bearing the name "Mr. James Dillingham Young."

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その家の主婦が第一段階(泣きじゃくり)から第二段階(すすり泣き)へと次第に静まっていっている間に、その家を見てみよう。
1週間に8ドルの、家具付きのフラット式住宅。
正確には言葉を失うというほどではないが、こじき対策班への警戒のために、フラット式住宅はその言葉を持ったに違いない。

玄関の下には、今後手紙の入ることのないであろう郵便受けと、人の指がどうやっても呼ぶことのできない呼び鈴、
またなおその上に、「ジェームス・ディリンガム・ヤング」と書かれたカードがあった。

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日本文学でもそうですが、文学作品はなかなか訳がつけづらいです。同じ文脈もいろいろな言い回しを使う。私の文法力のつたなさをひしひしと感じます。

英文を読む:オー・ヘンリー「賢者の贈り物」(1/21)

さて、今回読み始めるのは、オー・ヘンリーの、「賢者の贈り物」です。

これは短編なので、あまり長くかからず読めるかなと思いましたが、本文を区切ってみたところ、21段落になりました。

これは長いというのか短いというのかよくわかりませんが、最後まで読めば、読み終えられる(当たり前)。

やれば、できる。というやつですね(笑)

 

さあ、やってみましょ。

 

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賢者の贈り物  The Gift of the Magi
オー・ヘンリー O. Henry

 

・Magi:キリスト降誕の際に贈り物を持ってきた当方の三賢者。
発音:メイジャイ。語頭にアクセント。

・mage:魔法使い。

・magi:mageの複数形。

この物語の時期がクリスマスということもあり、世間では賢者と訳されているのだと思います。「賢者たちの贈り物」というのが、より正しい訳なのかもしれません。

 

それでは、本文 第1段落です。

■1■
One dollar and eighty-seven cents. That was all. And sixty cents of it was in pennies. Pennies saved one and two at a time by bulldozing the grocer and the vegetable man and the butcher until one's cheeks burned with the silent imputation of parsimony that such close dealing implied. Three times Della counted it. One dollar and eighty- seven cents. And the next day would be Christmas.
There was clearly nothing to do but flop down on the shabby little couch and howl. So Della did it. Which instigates the moral reflection that life is made up of sobs, sniffles, and smiles, with sniffles predominating.

 

 これを、1文ずつ訳していきます。

分からない語を調べながら進めます。

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1/
One dollar and eighty-seven cents.
1ドル87セント。

≫ これは、文ではないですね、というか主語・動詞のパターンではないです。

≫ なので、訳も文ではなく言葉に。をつけただけの訳にしています。

 

2/
That was all.
それがすべてだった。

 

3/
And sixty cents of it was in pennies.
そして、そのうちの60セントは、小銭だった。
・penny:1セント銅貨

 

4/
Pennies saved one and two at a time by bulldozing the grocer and the vegetable man and the butcher until one's cheeks burned with the silent imputation of parsimony that such close dealing implied.
乾物屋や八百屋、肉屋が、けちという無言の非難でほほを赤くさせるまで彼らを強引に値切ったときに1枚、2枚と貯められた小銭だ。
・bulldozing...bulldoze:強引に押し通す、脅しつける
・grocer:食料雑貨、乾物屋
・butcher:肉屋
・imputation:非難、そしり、汚名
・parsimony:極度の倹約、けち
・close a deal:取引(商談)を成立させる
・imply:暗示する、ほのめかす、意味する

 

5/
Three times Della counted it.
デラは、それを3回数えた。

≫ 「それ」というのはなんでしょう?下の行の1ドル87セントのことですね。

 

6/
One dollar and eighty- seven cents.
1ドル87セント。

 

7/
And the next day would be Christmas.
そして、明日はクリスマス。

≫ ここでwouldが出ましたが、過去のある時点から見た未来、を言うときに使います。

≫ 物語なので、willではなくwouldで過去から見た未来を表します。

 

8/
There was clearly nothing to do but flop down on the shabby little couch and howl.
小さくてみすぼらしいソファーにばったりと倒れこみ、わめくことのほかに、するべきことがないのは明白だった。
・flop:ばったりと倒れる、どっかりと座る
・shabby:みすぼらしい、汚らしい
couch:ソファー
・howl:うなる、わめく、遠吠えする

 

9/
So Della did it.
だから、デラはソファーに倒れて泣いた。

 

10/
Which instigates the moral reflection that life is made up of sobs, sniffles, and smiles, with sniffles predominating.
そしてそのことは、人生が泣きじゃくりとすすり泣きと微笑みでできあがっていて、主にすすり泣きでできている、という道徳的熟考をあおるのだ。
・instigate:あおる、けしかける
・moral reflection:道徳的な熟考
・be made of:~で作られる、~でできている
・sob:泣きじゃくること
・sniffle:すすり泣くこと
・predominate:主である、顕著である

 

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これで、この段落はおしまいです。

それでは、もう一度本文と、訳を載せます。

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One dollar and eighty-seven cents. That was all. And sixty cents of it was in pennies. Pennies saved one and two at a time by bulldozing the grocer and the vegetable man and the butcher until one's cheeks burned with the silent imputation of parsimony that such close dealing implied. Three times Della counted it. One dollar and eighty- seven cents. And the next day would be Christmas.
There was clearly nothing to do but flop down on the shabby little couch and howl. So Della did it. Which instigates the moral reflection that life is made up of sobs, sniffles, and smiles, with sniffles predominating.

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1ドル87セント。それがすべてだった。そして、そのうちの60セントは、小銭だった。乾物屋や八百屋、肉屋が、けちという無言の非難でほほを赤くさせるまで彼らを強引に値切ったときに1枚、2枚と貯められた小銭だ。デラは、それを3回数えた。1ドル87セント。そして、明日はクリスマス。小さくてみすぼらしいソファーにばったりと倒れこみ、わめくことのほかに、するべきことがないのは明白だった。だから、デラはソファーに倒れて泣いた。そしてそのことは、人生が泣きじゃくりとすすり泣きと微笑みでできあがっていて、主にすすり泣きでできている、という道徳的熟考をあおるのだ。

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訳をくっつけると短いものです。苦労して訳したものがこれだけ?

いっぱいの生野菜に熱を加えたら、小さくなってこれだけ?のような感覚(笑)

しかも、訳がカタい。。のは、ご勘弁ください。

さあ、めげずに21段落を完走しようと思います。

 

EXCELでよく使う便利ショートカットキー

おはようございます、オカピです。
今回は、私がEXCELでよく使うショートカットキーをご紹介します。

『ショートカットキーなんて使わなくてもマウスクリックで十分』

そう思う方は多いと思います。
しかし、私の持論として、
『マウスとキーボードの行ったり来たりをするほど、作業時間が長くなる』
なのです。
マウスとキーボードの一回の往復には一秒しかかからなくても、チリツモでトータル作業時間にのしかかってきます。
よく使う動きは、キーボードだけで完結できる方が、圧倒的に早いです。

ということで、ご紹介していきましょう。

■1.セルのコピペ
これは、聞かずとも知っている方は多いと思います。
コピー:CTRL+C
切り取り:CTRL+X
貼り付け:CTRL+V

注意点は、コピー・切り取りしたときにセルの周りが点線で囲まれますが、この点線があるうちに貼り付けしないといけないということです。
他の作業をしてしまうと、この点線が消えてしまいます。

■2.セルの内容の修正
これは、キーボード上部のファンクションキーを使います。
F2キーを押すと、セルの中の入力モードになります。
ちなみに、普通にセルに文字入力を始めて、ちょっと前の文字を修正したいときなど、←キーなどを押すと、入力モードが終わって左のセルに移動してしまいますね。
これを防ぐために、入力モードを維持したまま同じセル内の前の文字にカーソルを移動させるときにも、F2キーを押します。

要は、矢印キーを、セル移動用として使うか、セル内のカーソル移動用として使うかを切り替えるのが、F2キーなのです。

ちなみに、間違って隣のF1キーを押してしまうと、ヘルプ画面が開いてきます。
このヘルプ画面が開くのに、なにげに時間がかかりますので、押し間違いにはご注意ください。

■3.連続する複数セルの選択
これは、
SHIFT+矢印キー
でできます。

■4.全セルの選択
これは、
CTRL+A
です。

■5.横1行を全選択
これは、
SHIFT+スペースキー
です。
ただし、全角文字入力モード(日本語入力モード)になっていると、SHIFT+スペースキーを押しても全角スペースが入力されるだけになってしまうので、これを使うときには半角文字入力モードに戻してから使いましょう。

■6.縦1列を全選択
これは、
CTRL+スペースキー
でできます。
こちらは、なぜか全角文字入力モードでも半角文字入力モードでも、どちらのときにも使えます。

だいたいこのあたりを知っておくと、格段に作業が早くなります。

また、EXCELだけではないのですが、いろんなアプリケーションに使えるショートカットキーをご紹介します。

■a.最大化されているウィンドウを少し小さくする(元のサイズに戻す)
これは、2段階のキー入力を使います。
(1)ALT+スペースキー
これを押すと、ウィンドウの左上にいくつかの項目の書いてあるメニューが出ます。次に、、
(2)R
を押しますと、ウィンドウが最大化から少し小さくなります。

以下、これと同様です。

■b.少し小さくなっているウィンドウを最大化する
(1)ALT+スペースキー
これを押して、ウィンドウの左上にいくつかの項目の書いてあるメニューが出します。次に、
(2)X
を押しますと、ウィンドウが最大化されます。

■c.ウィンドウを最小化する
(1)ALT+スペースキー
これを押して、ウィンドウの左上にいくつかの項目の書いてあるメニューが出します。次に、
(2)N
を押しますと、ウィンドウが最小化されます。

■d.ウィンドウを閉じる
(1)ALT+スペースキー
これを押して、ウィンドウの左上にいくつかの項目の書いてあるメニューが出します。次に、
(2)C
を押しますと、ウィンドウが閉じます。
保存されていないときは、保存するかどうか聞いてきてくれます。
が、ショートカットキーを使っていると、勢いで必要なものを消してしまうことがあるので、十分ご注意ください。

Ymobileユーザのおトク情報

私のスマホはYmobileで契約していますが、Ymobileユーザにはおトクな情報があります。
それは、
「Ymobileユーザであれば、自動的にYahooプレミアム会員になっている」
ということです。

Yahooプレミアム会員の特典は多数ありますが、私が特に目をつけているのは、
●Yahooプレミアム会員サイトから雑誌が無料で読める
●PayPayとのコラボによりPayPayキャンペーンが強力になる
この2点です。マンガも無料らしいのですが、3/30でサービス終了してしまうようなので、残念です。

※この投稿の情報は、投稿日の2021/3/13現在での情報です。本投稿は調査した上での内容ですが、情報の活用は自己責任でお願いします。

■EXCEL/日付を漢字の曜日つきで表示する

EXCELを使っていて、日付を変えたときに曜日もいっしょに変わってほしいとき、ありませんか?
これを実現するのが、今回の小ワザです。
簡単にできるのですが、これを知らない人、けっこう多いです。
いままで2つのセルを使って日付のセルと曜日のセルを作って、日付を変えるときは両方書き換える、ということをやっていた方にとっては、だいぶラクになると思いますよ。

 

こんなふうにやります。

f:id:okapih:20210312220653p:plain

最初は曜日は表示されませんが…

f:id:okapih:20210312221000p:plain

曜日を表示させたいセルを右クリックして「セルの書式設定(E)...」を選ぶ

f:id:okapih:20210312221207p:plain

表示形式に「標準」や「ユーザー定義」が選ばれているので…

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「ユーザー定義」を選んで「種類」のところを手入力で書き換えます

ユーザー定義を選んでいるときには、「種類」の入力エリアは手入力できますので、「ユーザー定義」を選んでから「種類」を書き換えていきます。

ここで、「種類」の入力エリアの「aaa」という文字列が重要です。
この「aaa」が、曜日の漢字表記を表しています。
あとは、その他のカッコなども表示されるように手を加えます。
ここでは、「m"月"d"日("aaa")"」と書き換えてみました。

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すると、漢字の曜日が表示されるようになりました!

こんなふうにして、漢字の曜日が表示できます。

あとは「種類」をいろいろ書き換えて、

「yyyy"/"m"/"d"("aaa")"」とすれば「2021/3/12(金)」のようにできます。

ちなみに、「aaa」は曜日の漢字の省略表示(漢字1文字表示)でしたが、

「aaaa」と指定すれば、曜日の漢字のフル表示(漢字3文字表示)となります。

「yyyy"/"m"/"d"("aaaa")"」とすれば「2021/3/12(金曜日)」のようにできます。
「種類」に「aaaa」だけ指定したセルに「3/12」のように入力すると、「金曜日」と表示されるセルができあがります。

 さて、あとは英語曜日表示です。
漢字のときは「aaa」「aaaa」でしたが、英語の曜日表示は、「ddd」「dddd」を使います。

「yyyy"/"m"/"d"("ddd")"」とすれば「2021/3/12(Fri)」のようにできます。

 

やったことない方は、いろいろ試してみてください。